2002年      7月前半

7月1日

「人魚。。。」

海に浮かぶ小さな泡
人魚の零した涙の泡
会いたいあなたに会えない哀しい涙

それでも人魚は待っている
あの日のあなたに会うために
同じ場所で
長い髪を梳きながら
瞳に大粒の涙を溜めて

海に浮かぶ小さな泡
人魚の流した哀しい涙
__________________________________
7月2日

「身体。。。」

誰の物でもない自分のもの
自分の思ったように動いてくれる

だけど…

心とは反対
大好きって思っても
遠くから見つめているだけ
隣に行くこともできない

自分で動かしているのに
恋だけは自由にならない

心と身体…
なんてアンバランスなんだろう

自分のものなのに…
自分のものじゃないもどかしさ
__________________________________
7月3日

「白。。。」

なくなればいい…なにもかも
あなたの存在さえも…

くすんでしまった私の心…
戻すことができるなら

今すぐに変わりたい

あなたと過ごしたあの日のように
微笑んでいたい

汚れてしまった
心と身体…

あなたの元へ戻れるならば
あなたのそばに行かれるのなら

子供の頃の心に戻りたい

濁っていない透き通るような

…そんな…

真っ白の心で
もう一度

あなたたと歩きたい…
__________________________________
7月4日

「夕焼け。。。」

燃えるような空の色
心が表れるような色
自分は何をしていたのだろう
何を求めていたのだろう
雲の隙間からこぼれ落ちる天使の通り道光の道
燃えるような空と
こぼれ落ちる光の道

いつまでも見つめていたかった

…そして…

この次見るときは
あなたと…
__________________________________
7月5日

「優しさ。。。」

私は「灰かぶり姫」
時間が来たらあわてて家路を帰る
時が止まってくれたら…
星降る夜に ひとりで帰る道のりは
とっても長くて
とっても淋しい
ずっと一緒にいたいのに

私は「灰かぶり姫」
落とした靴はあなたの手の中
はやく探しにきてほしいのに
いつまで待ってもあなたの姿は見えません

ずっと傍にいたいのに
あなたは…
時間を気にしてばかりいる

あなたにとっての私は…
ふと…考える
だけど それも あなたの優しさ
…思いやり…

時が経てば あなたは私を離さないだろう
今は…まだ 幼すぎるから
暫くはこのまま…

私は…「灰かぶり姫」…
__________________________________
7月6日

「今。。。」

今…何をしてますかあなた
私は あなたを思い空を見上げています
今…何を思っていますか
私は あなたを思って空を見つめています

こんなに淋しい夜は初めてです
こんなに哀しい夜は初めてです

夜風に吹かれ グラスを傾け
楽しかった想い出思い出す

大きな手の温もり
いつも肩を抱いてくれた

今…
あなたは…
何処にいるの…

私の涙…拭ってください…
__________________________________
7月7日



__________________________________
7月8日

「別れ。。。」

夜が明けて離ればなれになった2人
1年後にまた…
同じ思いで会えるように…
お互いを求め合い励まし合い
温もりだけを残して
声を しぐさを
心に刻み
涙を流し離れていく
川の水が溢れ届かない手と手…

来年の明日まで…
夢の中だけで逢いましょう

愛し合う2人の声にならない叫び
雨の音となり響いている

…さようなら…さようなら…

また逢える日まで…
__________________________________
7月9日

「たいふう。。。」

雨がいっぱい降った台風のあとは
いっぱい泣いたあとみたいにすっきりしてる

…でも…

哀しい人がたくさんになる
倒された木…
溢れだした川…
潰された家…

土に潤いを与え
木々に栄養を与える
自然の掟…
神様が与えた試練…

哀しい人がいっぱいにならないような
台風ならいいのに
神様は意地悪…
哀しい人を増やさないでほしい

いっぱい降った雨
いっぱい吹いた強い風
大切な自然の掟…

…でもね…

哀しい人をこれ以上増やさないで…
__________________________________
7月10日

「心の中。。。」

空を飛ぶ鳥のように
自由に好きなところに飛び出したい

流れゆく川のように
大きな海な流れつきたい

頬を打つ優しい風のように
穏やかな心でいたい

何も知らない産まれたばかりの子供のように
いつまでも澄んだ瞳でいたい

心と違う現実に
押しつぶされてしまいそう
心と違う現実は
本音とたてまえ使い分け
ずるい自分がここにいる…

いつまでも
曇ることのない
爽やかな自分でありたい
__________________________________
7月11日

「キラキラ。。。」

小さい星屑集めて作った首飾り
キラキラ虹色に光ってる
ここは…空の上
地上には持ってこられない

星のシャワーを浴びて
身体中キラキラ虹色に光ってる
ここは…空の上
地上に降りたら消えてしまう夢の世界

真っ暗だけど明るい空の夜
月と話しをしたよ
お顔の細い三日月さん
まぁるくなる頃またくるね
うさぎさんに会わせてもらう約束して
流れ星に乗って帰ってきました

星で作ったキラキラないけど
心のキラキラいっぱい
忘れないよいつまでも
次に会うその時まで…
__________________________________
7月12日

「風の音。。。」

風が呼んでる大きな声で
木々のざわめきの中聞こえる風の声
風に呼ばれてついて行く
知らない街の知らない丘へ

空に一番近い場所…

これから何処へ行くのかな
風の声が囁きに変わった
優しいあなたの声に似てる

丘の上の大きな木そっと触れたら聞こえたよ
風と一緒に囁く声が…
優しいあなたの暖かい声

風に乗り声を頼りについたところ
あなたの大きな胸の中…
目をつぶり1粒涙を流します
やっと会えた…
遠い所の遠いあなたに…

…風の声に誘われて…
__________________________________
7月13日

「祝う☆5000hit☆」

いつも訪問してくれるみなさん
通りかかったみなさん
ありがとうございますm(__)m
おかげさまで5000hitすることができ嬉しく思います
これからも、何もない駄文ばかりの日記ですが可愛がってください
5000hitなんて…愛斗夢にとって信じられないことで(T^T)
本館でも10ヶ月経っても3000hitしてないから(爆)
5ヶ月で5000…こっちを本館にしようかしら…o(*^▽^*)oあはっ♪
…と、言うことで…
本当にありがとうございました心から感謝します。
2002年7月16日(火曜日)午前0時50分
__________________________________
7月14日

「嵐の前。。。」

嵐の前の静けさ
青い空にポッカリ浮かんだ白い雲
綿アメのようにふわふわで
口元が知らないうちにほころんで
夏祭りの出店を思い出す

こんなに良い天気なのに
風も爽やかなのに

これから訪れる
風の王様と雨の女王様
鳥も虫もみんな かくれんぼ

街を壊さないで
水を溢れさせないで
哀しい顔は見たくないから
たくさんの涙みたくないから

せっかく見えた
おいしそうな雲も
澄みきった青空も

…みんな…

嵐の前のほんの一時の静かさ…
__________________________________
7月15日

「2つの詩(うた)」

夢の架け橋何処まで行かれるかな
ふわふわの雲を食べながら
鳥の歌を聴きながら
のんびり歩くその先に
見えてくるのは希望の光
___________________________________________________
大きな花が開きます
お日様に向かって咲く黄色の花
花びらが開いたときに飛び出す
小さな夢と暖かい心の種
夏の空いっぱいに弾き飛ぶ
いくつの種を握りしめられるかな



© Rakuten Group, Inc.